オリバー・ワイマン・グループの経済コンサルティング部門であるNERAエコノミックコンサルティングのマネジングディレクターであり、東京事務所の代表を務めています。
独占禁止法、知的財産、証券・金融、エネルギー分野において、経済学に基づく助言を提供する専門家として、客観的な分析を規制当局や裁判所等に提供しています。独占禁止法の分野では、幅広い業界における多数のM&A事例の競争分析を提供してきました。また、談合やカルテル、略奪的価格設定、私的独占、優越的地位の濫用、その他の独占禁止法違反や損害賠償の問題に取り組んできました。 知的財産の分野では、様々な知的財産権侵害における損害賠償の算定や、職務発明訴訟における合理的な補償額の算定も行っています。証券・金融の分野では、有価証券報告書の虚偽記載、少数株主のスクイーズアウト、デリバティブ取引等の紛争にかかわる損害賠償の分析を行ってきました。
多岐にわたる新聞・雑誌に記事を発表しており、そのコメントやインタビューは『日本経済新聞』、『日刊工業新聞』、『日経産業新聞』、日経ビジネス電子版などに掲載されています。
NERA入社前は、公正取引委員会の企業結合課にて企業結合調査官主査・エコノミストを務めました。それ以前は、立命館大学経済学部の准教授や青森公立大学経営経済学部の専任講師を務めました。
パデュー大学で経済学の博士号と修士号(MS)、筑波大学で経済学の修士号(MA)、青山学院大学で政治学の学士号をそれぞれ取得しています。